インドネシア、テスラやBYDとEV生産設備に関する契約が間近か?

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世界で最も大きく勢いのある電気自動車メーカー2社が、間もなくインドネシアに進出する準備を進めているようです。火曜日の17日にインドネシア閣僚が発表した声明によると、インドネシアはテスラとBYDの両社と、同国内の電気自動車施設に関する合意に近づいている、とのことです。

ルフート・パンジャイタン インドネシア調整大臣は、地方政府との会議の中で、テスラ、BYD、そしてヒョンデなどの他の自動車メーカーが、すでにインドネシアとの契約をまとめていることを指摘しました。

「世界最大の(電気)自動車メーカーがすべてここインドネシアに投資します。世界第1位のBYDグループ、第2位のテスラ、ヒョンデなど、すべてインドネシアと最終的な契約を結んでいるのです。」(ロイター

テスラとBYDは、この件に関してまだ声明を出していません。

電気自動車分野が成長するにつれ、バッテリー材料もより多く必要とされるようになるのは必然です。このうち、ニッケルはインドネシアに豊富に存在する金属となっています。世界のニッケル埋蔵量の22%を占めるインドネシアは、電気自動車分野への参入を目指す企業にとって理想的な立地といえるのです。

なお、インドネシアはかつてニッケル鉱石の主要輸出国だったのですが、現在は輸出を禁止しています。これは、インドネシアへ投資する企業が十分なニッケル原料を確保できるようにするための措置です。テスラは電気自動車市場の紛れもないリーダーの一人であるため、インドネシアがテスラとの取引を確保しようとしているのは当然のことともいえます。

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インドネシアの政府関係者は、過去1年間にテスラの指導者と面会しています。インドネシアの代表団はギガファクトリー・テキサスを視察し、ジョコ・”ジョコウィ”・ウィドド大統領もテスラのイーロン・マスクCEOと面会しています。昨年8月、ジョコウィ大統領は、インドネシアが自動車メーカーの関心を集めている一方で、インドネシアをEVバッテリーの原材料を供給する場所だけにすべきではないと考えていることを強調していました。

その代わりに、自動車メーカーが実際の電気自動車をインドネシアで生産することを望んでいるということです。

「我々が欲しいのは電気自動車であって、バッテリーではありません。テスラには、インドネシアで電気自動車をつくってほしい。電気自動車の巨大なエコシステムが欲しいのです」
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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