実は半年前から始まっていたテスラモデル3の刷新計画「プロジェクト・ハイランド」

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Credit:Tesla
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同社の電動セダン、モデル3の再設計の可能性が噂されており、その計画「プロジェクト・ハイランド」が、第2四半期後半から動き出していたことが、出願書類から明らかになりました。

11月下旬、ロイターの報道により、テスラは部品点数の削減とインフォテインメントシステムの改善を特徴とするモデル3の改良に社内で「プロジェクト・ハイランド」の名のもと取り組んでいることが明らかになりました。さらに、このプロジェクト・ハイランドに詳しい情報筋は、モデル3のエクステリアデザインとパワートレインに変更が加えられる可能性があるとも指摘していました。

テスラはこの報道について明確にコメントしておらず、プロジェクト・ハイランドがモデル3と関係があるのかどうか、そもそもこのプログラムが存在するのかどうかも含めて明言していません。一方で、テスラはこのプロジェクトに関して、6月以降フリーモント市に届出を出していることを確認することができます。最初の届出は「Highland BL3 HOL Demo」として提出され、以下のような内容となっていました。

「新しいHOLの準備のため、既存の設備とユーティリティを解体する。既存の床板を解体し、ピットを掘削し、組立棟1階にコンクリートピットを新設する。」 という内容でした。

HOLは「Hang On Line」の略で、テスラがフリーモント工場でモデル3のために一部利用している組み立てラインの一種のことです。

その後、テスラは8月16日、9月2日、10月4日、12月8日に、プロジェクト計画の修正や火災警報器の設置に関する届出を行いました。

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Credit:Tesla

テスラは以前からモデル3の刷新に向けた準備を進めていたことは明らかで、すでに計画が動き出している可能性も高いと考えられます。私たちは、テスラがフリーモント工場を再編成するか、生産設備を完全に撤去し、何らかの大規模なプロジェクトの準備をしている可能性があることに関する数多くの書類をこれまで取り上げてきました。2022年にフリーモントから多くの新しい開発は、プロジェクト・ハイランドである可能性が高いことは今や明らかです。

テスラの最新の申請は12月8日に提出され、モデル3の生産設備を収容する仮設のスプラング・ストラクチャーを建設することを扱ったものです。2023年5月1日までに建設されるこの2万ドルの安価な構造物は、工場内の改修やアップグレードが完了するまで、モデル3の生産場所となる予定です。

テスラは、モデル3のアルファプロトタイプをカリフォルニア州各地でテストしています。最近、カリフォルニア州サンタクルーズで、一部が隠されたモデル3の写真が目撃されています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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