テスラには、品質管理に関するさまざまな問題があります。そのほとんどは、ボディパネルの位置がずれて悪名高いパネルの隙間ができてしまったりズレてしまっているような、外見的なものです。
一方で最近では、モデル3パフォーマンスがリアブレーキパッドを欠いて納車されるという事態が発生し、より深刻な問題と考えたほうが良さそうです。
今回は、米国オンタリオ州の「ドライブテスラ」の読者であるアレックス氏に納車されたモデルYパフォーマンスで起こりました。
アレックス氏は、2021年12月28日にオタワで納車されたと話しています。納車の際、運転席側のコートフックに小さな不具合があった以外は、明らかな問題は見つかりませんでしたが、これはすぐに修理されて納車されました。
その後数週間、彼はブレーキをかけると車の後部から奇妙な音がすることに気がつき始めました。さらに2月9日になると、その音は非常に大きくなっていったとのことです。
その時、彼はモデル3のブレーキパッド欠落に関する記事を読んだことを思い出し、ビデオを何度も見て、自分の車が出している音と全く同じだという結論に達しました。
念のため、助手席のリアホイールを外してみると、まず「リアブレーキのインナーパッドがなくなっており、ブレーキキャリパーが金属を削り取ってローターの内側に深く食い込んでいる」のが見えたそうです。
アレックス氏はすぐに地元のサービスセンターに連絡し、車を点検した結果、ブレーキパッドの欠落のあることが確認されました。
先月のモデル3のときと同じように、必要な部品の一部が欠品になっていたので、暫定措置として、新しいブレーキパッドが装着され、「もう大丈夫です」とアレックス氏は帰されました。
しかし、ブレーキパッドの交換だけでは済まないダメージだったようです。数日後、「ブレーキフルードが少ない」という警告がテスラの大型スクリーンに表示され、車を安全に停めるように言われました。幸いにも彼はサービスセンターに比較的近い場所にいたため、部品が届くまでモデルSの代車をすぐに提供してもらうことができました。
アレックス氏は、当初の事故が単独で起きたわけではなく、生産ラインの工程で品質管理のチェックが欠落し、人命を危険にさらしていることを示すために、自分の話を共有する必要性を感じたと語っています。
「私は2人の子供と大きな犬を飼っており、5人でテスラで頻繁にドライブしています。その安全性が大きく損なわれ、残念ながら私の自信も損なわれてしまいました。他の人に比べれば大したことはないのですが、私はテスラの素晴らしさから他の12人の人にテスラを買うように紹介しましたが、ここ数日、私はまだこの会社の宣伝を信じ良いのだろうかと自分自身に疑問を感じています。この問題は、私の好奇心と幸運がなければ、私の家族の命を奪っていたかもしれません。」
このような状況にもかかわらず、アレックス氏は、モデルYを運転した後に2015年モデルSの貸し出しを受けたことで、テスラが長年にわたって企業としてどれだけ成熟したかを知ることができたと言っています。彼がまだ予約しているサイバートラックのような将来の製品に期待しているのです。
彼は、テスラがこの品質管理の問題を認識し、二度とこのようなことが起こらないように必要な措置をとることを願うばかりです。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
さすがに、これは2回目はだめなような気がします。
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