テスラの上海のエネルギー貯蔵工場は、今年末までに建設が完了し、2025年第1四半期に生産が開始される予定です。
建設完了間近
テスラ(NASDAQ: TSLA)の上海のメガファクトリーは、来年第1四半期の運転開始に向けて建設が完了間近です。
米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラの上海におけるエネルギー貯蔵(定置用バッテリー・メガパック)工場は、今年末までに完成する見込みであると、地元メディアの上海オブザーバーが本日報じました。このメガファクトリーの建設は、着工から完成まで7か月を要する予定で、これはギガ上海車両組立工場の建設よりも早いとレポートは述べています。

2019年1月7日に着工したテスラのEVを製造するギガファクトリー上海は、2019年末までに稼働を開始し、中国初の完全外資による自動車製造工場プロジェクトとなりました。
そして、今年5月23日、テスラは、米国国外で初のエネルギー貯蔵、定置用バッテリーであるメガパック製造プロジェクトとなる上海メガファクトリーの起工式を行いました。上海臨港経済開発グループは、同工場のメガパック製品の中国における最初の顧客となり、起工式でテスラと最初の注文契約を締結しました。
テスラのエネルギー貯蔵製品には、家庭用のパワーウォール、定置用のパワーパック、大型蓄電池メガパックがあります。上海メガファクトリーでは主に、世界市場向けの超大型商業用エネルギー貯蔵バッテリーであるメガパックを生産します。
年間1万台40GWh
上海メガファクトリーは2025年第1四半期に生産開始予定で、メガパックの生産台数は年間1万台、蓄電容量は40GWh近くに達する見込みであると、テスラは以前に述べています。
メガパックは、エネルギーを貯蔵し供給する強力なバッテリーで、送電網の安定化と停電防止に役立ちます。 合計40GWhのパワーは、上海の5万世帯に1年間に供給できる量に相当します。
テスラのウェブサイトによると、各メガパックユニットは3MWh以上のエネルギーを貯蔵でき、3,600世帯に1時間分の電力を供給できるとのことです。
上海は、中国におけるテスラの発展の要となる都市であり、中国国内で最も多くのテスラ・スーパーチャージャー・ステーションがある、と上海オブザーバーのレポートは述べています。
現在、テスラは上海に204のスーパーチャージャー・ステーションを建設し、1,540台のスーパーチャージャーを提供している、ともレポートは伝えています。
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