テスラは、上海のメガファクトリーの建設を2025年までに完了させる意向であることを認めました。これは、同社の成長パフォーマンスにますます大きな影響を与えつつあるエネルギー部門のさらなる発展にとって重要なことです。
工事は今年中に完了
今週月曜日に開催された記者会見で、テスラのグローバル副社長グレース・タオ氏はギガ上海に関する質問に答えました。パンデイリー紙によると、上海メガファクトリーの建設は2025年までに完了する予定であると述べました。これは、建設工事が急ピッチで進められており、今年中に完成することを意味します。完成すれば、メガファクトリーはテスラにとって米国以外で初めてのエネルギー貯蔵バッテリー工場となります。
計画によると、生産は2025年第1四半期に開始される予定です。生産がフル稼働に達すると、メガパック(大型商用エネルギー貯蔵システム)は年間10,000台、40ギガワット時近くのエネルギー貯蔵容量に達します。
ギガファクトリー上海に隣接
5月末、テスラ中国幹部と中国政府関係者がメガファクトリーの起工式に参加しました。この新建設プロジェクトは2023年4月に地元当局と契約が締結されました。同社は19.7ヘクタール(48.7エーカー)の土地使用権に2億2,242万人民元(約3,113万ドル)を支払いました。この敷地は、モデル3とモデルYを生産する同社の既存工場に隣接しています。昨年12月に投資意向が認められて以来、臨港新エリアがエンジニアリング・ビークルの分野に導入した新プロジェクト・サービスパッケージの恩恵を受けています。
また、タオ氏はテスラのスーパーチャージャーの拡大と、車両価格の高騰に対する消費者の反応についてもコメントしました。彼女は、中国本土での急速充電ステーション拡大は現在も進行中であると述べました。また、価格は市場の動向によって決定され、テスラは市場の需要に最大限応えるよう努める、と説明しました。
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