今週開催された広州モーターショーで、トヨタの新電気自動車モデルが初公開されました。トヨタbZ7コンセプトは、中国ではBYDのバッテリーとモーターを使用すると思われますが、スタイリッシュな電気セダンに仕上がっています。
トヨタの新型EVコンセプト「bZ7」
既存の自動車メーカーの多くと同様に、中国市場ではBYDをはじめとするの中国企業が優位を保ち続ける中、トヨタは中国での生き残りをかけて奮闘しています。
トヨタが世界全体で販売している電気自動車はSUVのbZ4Xのみですが、中国では電気自動車のラインナップを拡大し、その展開速度を加速させています。
11月20日水曜日、トヨタは最新モデルのbZ7を広州モーターショーで発表しました。このモデルは来年、中国で発売される予定です。
トヨタの最新のデザインテーマは、流線型の伸びやかなシルエットに表れています。スリムなLEDヘッドライトとフロント全体にわたるライトバーを備えたbZ7は、新型プリウスモデルで発表されたデザイン要素をいくつか受け継いでいます。
この電気セダンは、2023年の広州モーターショーで発表された「快適空間コンセプト」に非常に似ています。カー・ニュース・チャイナによると、トヨタの中国合弁会社であるGACトヨタが、この新型EVを生産する予定です。
BYD製バッテリーとモーター
GACトヨタは現在、bZ4X(博智4X)とbZ3Xを販売しています。トヨタの中国におけるもう一つの合弁パートナーである一汽トヨタは、bZ3とBZ4Xを提供しています。広州モーターショーで発表した後、一汽トヨタは今後数か月以内にbZ3Cを発売する予定となっています。
中国における最大のライバルとなっている中国BYDのブレードバッテリーと電気モーターの両方を使用するセダンbZ3に続き、トヨタの今回の新型bZ7もBYD製を採用するようです。
現在中国で販売中のbZ3には、2種類のBYDのブレードバッテリー(49.9kWhまたは65.3kWh)が搭載されており、CLTC航続距離は最大616kmです。 ベースモデルのエリートプロは、169,800人民元からで、CLTC航続距離は最大517kmです。
今回のトヨタの新型電気セダンbZ7は、BYDのハン(漢)やシャオミのSU7など、中国で最も売れているモデルと肩を並べるでしょう。
日本の日産も広州モーターショーで新型EVセダン「N7」を発表しました。この新型EVは、日産が再び注目される存在となるための次世代モデル第1弾です。来年早々に発売予定です。日産は、N7が「中国における主流のファミリー向け純粋な電気セダンの新たなベンチマークを再定義する」と主張しています。
トヨタは、2025年に新型bZ7を発売する予定なので、熾烈な戦いが広がる中国市場で日本の大手自動車メーカーが生き残りをかけてEVで勝負に出るということになります。
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