テスラは今週米国とカナダで、ヒト型ロボット「オプティマス」のアクションフィギュアをウェブストアで発売しましたが、その発売開始から1日も経たないうちに完売となりました。
1:10スケールのオプティマス
11月15日金曜日には、40以上のパーツと20箇所以上の可動箇所を備えた1:10スケールのオプティマス（テスラボット）のアクションフィギュアがオンラインショップで発売されました。発売から24時間も経たないうちに、このアクションフィギュアは完売となりましたが、再入荷時にメールで通知を受けるよう設定しておくことは可能です。
「あなたのミニ自律型アシスタントであり、ヒューマノイドの友人となります。テスラボットアクションフィギュアは、10分の1スケールのコレクター向けフィギュアであり、可動可能なフィギュアです。40以上の個別のパーツと20の可動ポイントで精密に設計されており、当社の第2世代ヒト型ロボットのように見え、動きます。」
テスラボットのアクションフィギュアには、フィギュア本体に加え、ミニ充電スタンドモデルとサイバーハンマーが付属しており、ロボットモデルの寸法は幅2.16インチ、高さ7.16インチ、重量1.7オンスです。テスラは、同社の車両の縮尺モデルをいくつか発表していますが、車両以外の製品のモデルをシェアするのは今回が初めてです。テスラのダイキャスト製サイバートラック、モデルY、モデル3、その他の実物大の車両モデルは、こちらのウェブストアでご覧いただけます。
2025年末までには発売
テスラは2022年のAIデーでオプティマスロボットを初めて公開し、その後も定期的なアップデートで強調されているように、着実に開発を進めてきました。同社の第1四半期の収益報告の電話会議におけるCEOのイーロン・マスク氏の発言によると、テスラは2025年末までにこのヒト型ロボットの外部市場への出荷を開始することを目指しており、価格は徐々に下がり、最終的には2万5000ドルから3万ドルまで下がると予想されています。テスラはすでに、自社工場内で簡単な作業を行うオプティマスのロボットを導入しています。
ここ数ヶ月間、テスラはオプティマスを公の場での飲み物の提供に活用し、ロボットの能力開発をアピールしてきました。また、同社のソーシャルメディアプラットフォームでシェアされた一連の動画では、自律的に作業をこなす能力や長距離歩行など、製品の最新情報が定期的に更新されています。
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