1世代前の自動運転用コンピュータ、ハードウェア3(HW3)搭載のテスラ車に、ソフトウェアアップデート2024.27.20により、新機能「アクチュアリー・スマート・サモン」(遠くから自分のいる場所にアプリで無人のテスラ車を呼び寄せる機能)が搭載されました。
HW3車両にも展開開始
昨日、テスラは「アクチュアリー・スマート・サモン」のオーナーへの展開を開始しましたが、これはハードウェア4(HW4)搭載の車両を運転している人限定の機能のようでした。
ハードウェア4はテスラの最も先進的な自動運転コンピューターであり、少なくとも現時点では、最も先進的で最新の完全自動運転(FSD)のリリースを最も重視する人々の選択肢となっているようです。
FSD機能がより強固になるにつれ、最終的にはHW3車両は段階的に廃止されるかもしれませんが、現時点ではそうではありません。
HW4車両が昨日アクチュアリー・スマート・サモンを受け取った一方で、HW3車両の所有者は宙ぶらりんの状態に置かれており、テスラはそれらの車両が新しいアップデートを受け取るかどうかについてコメントしていませんでした。
しかし、昨夜、アクチュアリー・スマート・サモンがHW3車両に展開され始めたようです。
同等のパフォーマンス
2019年モデル3パフォーマンスのオーナーである@BLKMDL3によると、この機能は2024年モデル3パフォーマンスの新車と同等の性能を発揮するとのことです。
この2つの車両はハードウェアの観点では明らかに異なり、両者のチップはかなり異なるため、このソフトウェアは十分に改良されており、パフォーマンスに影響を及ぼさないようです。
2019年モデル3はインテルAtomチップで動作し、前後のバンパーで超音波センサーを使用しています。これは、自動運転ソフトウェアの方向性を以前カメラ映像のデータだけを使う形に転換したため、テスラの新しい車両には搭載されていないハードウェアなのです。2024年モデル3パフォーマンスにはAMD Ryzenチップが搭載されており、これはテスラが技術的な観点から行ったさまざまな変更をサポートするためにアップグレードされたチップです。
つまり、1世代前のインテルAtomチップ+各種センサー(HW3)と最新のAMD Ryzenですが各種センサーは無し(HW4)の両方でアクチュアリー・スマートサモンは機能するという事になります。
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