テスラモデル3、オーストラリアで依然として最も売れているEVに

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Credit:Tesla
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オーストラリアでは、電気自動車の販売が新たな高みに達しており、2023年2月の最新データでは、新車販売台数のうち6.8%という過去最高のシェアを獲得していることが明らかになりました。

vFactsが豪州自動車工業会(FCAI:Federated Chamber of Automotive Industries)に代わってまとめたデータによると、2月に販売された車両(乗用車、SUV、軽商用)の総数88,878台のうち、EVは5,932台だったことがわかります。

今回も、この5,932台のEVのうち3,516台を販売したテスラが、EV市場の60%のシェアをキープする販売台数となりました。しかし、この月にはヒョンデIONIQ6を含むいくつかの新しい車種も登場し、今後さらに多くの車種が登場する予定もあります。

FCAIのvFactsのデータでは、先月の自動車販売台数のうち、EVは市場全体の6.8%を占めています。これはオーストラリア全体の電気自動車の普及にとって非常に明るい兆しです。FCAI最高責任者のトニー・ウェーバー氏は、この節目について次のようにコメントしています。

「電気自動車の販売台数が伸びていることは、オーストラリアの自動車ユーザーの運転習慣、ニーズ、財政状況に合ったバッテリー電気製品が存在すれば、その自動車を購入する、ということを証明しているのです。低排出ガス車の販売台数の増加は、オーストラリア人が環境に優しい車を求めていることを示しているのです。」

ウェーバー氏は、需要に見合うだけのEVをオーストラリアに持ち込むためには、オーストラリアが燃費基準を採用する必要があると述べています。現在、テスラ、ポールスター、BYDを除くほとんどの自動車メーカーは、燃費基準によってより多くのゼロエミッション車を販売することが求められる他の市場を優先しています。

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ギガ上海から輸出されるモデル3とモデルY
https://twitter.com/Berlinergy

テスラは、2月の販売台数を3,516台とし、これまで2023年の累計で6,829台のEVを販売しています。自動車市場全体の販売台数のうち、テスラが占める割合は4%でした。また、モデル3で乗用車市場全体の16.3%を占め、当月の販売台数は2,671台となりました。

その結果、テスラモデル3は、フォード レンジャー、トヨタ・ハイラックス・ウートに次いで、再び国内第3位の売れ筋車種となりました。

テスラモデルYの販売台数は845台でしたが、6万豪ドル以上の中型SUV市場の30%を獲得しました。

2023年2月のEVの販売台数ランキングは以下の通りです。(カッコ内は販売台数ß)

  1. テスラモデル3 (2,671)
  2. テスラモデルY(845)
  3. BYD Atto 3 (770)
  4. MG ZS EV (387)
  5. ポールスター2 (172)
  6. ヒョンデIONIQ 5 (146)
  7. ヒョンデ・コナEV (88)
  8. ボルボC40 (59)
  9. 日産リーフ (57)
  10. メルセデスEQシリーズ (55)
  11. BMW iX (46)
  12. キアEV6 (40)
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