テスラはCEOの交代を計画しているのか?

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2022年には過去最高の132万台を販売し、トラック輸送業界のゲームチェンジャーとなりうるテスラセミもようやく出荷され、待望の普及価格帯モデルも計画中ではないかと囁かれるなど、テスラの勢いは止まりません。

しかし、テスラ社のCEOが会社とは無関係の事柄で不名誉なニュースを出し続ける中、一部の株主や支持者からは、リーダーを交代することがすべての関係者にとって最善であるかもしれない、との声が上がっているのが現状です。

CEOが会社と密接な関係にあることは、実は歴史上ではあまり例がありません。通常の広報担当者がいない中、イーロン・マスク氏は長い間テスラの顔として活躍してきました。また、同社の筆頭株主でもあり、取締役会のほとんどは彼の盟友で構成されています。

しかし、テスラ中国の社長であるトム・朱氏がより大きなグローバルな役割を与えられたと報じられると、朱氏がマスク氏に代わるCEOとして育てられているという噂が飛び交いはじめたのです。

12月にはブルームバーグが、上海ギガファクトリーの建設を監督していた朱氏が、今度はギガテキサスの運営に協力することになったと伝えました。さらに最近、「関係筋」を引用して、朱氏が北米での販売台数、サービス、配送の責任を引き継ぐと報じられ、この情報筋によると、テスラの組織図はシャッフルされ、北米販売・サービス担当副社長のトロイ・ジョーンズ氏は現在、朱氏の直属の部下になっているとのことです。

最新の情報(ロイター通信より)では、朱氏は中華圏担当副社長の肩書きを維持しつつ、テスラの米国組立工場と北米および欧州の販売事業を直接監督することになる、とのことです。

つまり、朱氏はまもなくコーナーオフィス(偉い人の部屋:テスラにコーナーオフィスはあるのだろうか)に移り、マスク氏はロボット(オプティマス)とツイッターに専念することになるということでしょうか。いや、現時点では単なる噂に過ぎず、今回のCEOの話は、信頼性に欠けることを自ら示している中国のニュースアウトレットが発端だと指摘されています。

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ギガファクトリーテキサス

しかし、朱氏が出世し、強力な地位に就くことは間違いないようで、より妥当な予測としては、これまでジェローム・ギレン氏が務めていたテスラ・オートモーティブの社長に昇進する可能性があります。

一部のコメントでは、地政学的な緊張と文化の違いの両方を理由に、中国人をテスラのアメリカ人従業員の責任者にすることに懸念が示されています。しかし一方で、朱氏は田舎者ではなく、デューク大学出身で、国際的な経験も豊富であることをレポートする人もいます。

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