北米でテスラモデル3ロングレンジの受注を停止、受注残が2023年まで延長に

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テスラは、米国とカナダにおいて、同社の人気モデルの一つであるモデル3ロングレンジの新規受注を停止することを決定しました。この処置は、顧客に対して超長期間の納期となることを避けるために採用されたものです。

現在、世界の自動車マーケットは電気自動車が主流になりつつあり、短期的にはガソリン価格の上昇や、まもなく施行される米国連邦政府の新しいEV奨励金によって人気が高まるため、注文ラッシュが続いています。

テスラについては、この需要の高まりにより、米国のいくつかの地域で注文率が大幅に上昇していることを以前お伝えしました。その結果、3月には米国で2023年まで多くのテスラモデルが売り切れるという事態が発生しました。この2年間、テスラの全ラインナップを通じて何度か値上げが行われたにもかかわらず、です。

テスラCEOのイーロン・マスク氏は5月、テスラは受注残が大きくなると納期が長くなるため、一部の車種の受注を停止する可能性があると警告していました。この警告を受け、テスラは本日、オンラインコンフィギュレーターのアップデートを行いました。

Credit:Tesla

上記のように、モデル3ロングレンジはグレーアウトしており、注文時に選択できない状態になっています。テスラは「2023年に再開」と追記しています。

上のスクリーンショットはテスラのUSコンフィギュレーターのものですが、カナダでもこの車両は販売されていない状況です。

モデル3ロングレンジは、テスラの人気車種のひとつで、マスク氏の警告によれば、テスラは現在、このモデルに対して十分な量の受注残を抱えており、それを消化できるまでこれ以上注文を受ける意味がないのだろう。

テスラはまた、この車の価格設定を一旦削除しました。本日の更新前は57,990ドルだった。テスラが受注を再開する際には、価格が更新される可能性が高いと考えられます。

モデル3ロングレンジは、バッテリーと重要鉱物の基準で新EV税額控除の対象となりうる数少ない電気自動車かもしれませんが、対象となるには55,000ドル以下である必要があります。

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