自動車技術評論チャンネル、ムンロ・ライブが4680セルの全セクションの解明に成功しました。数日間に及ぶハードワークの末、ムンロ・ライブチームは、メイド・イン・テキサス(MIT)テスラモデルYのストラクチャラル・バッテリーパックの解体作業を公開しています。
すでに、レンタルした特殊工具で4680バッテリーを進んでいるピンク色の発泡ポリウレタンを除去を実施しましたが、今回はバッテリーの1セクション(合計4セクション)のコレクターレイアウト、電圧センサーハーネス(VSH)、バッテリー管理システム(BMS)要素を確認することができます。
新構造のバッテリーは、他のテスラのバッテリー(モデルS/Xおよびモデル3/Y)と比べて大きく異なっているようです。集電体(いずれも上部)は4680タイプの円筒形バッテリーセルに直接溶接されていますが、他のタイプの場合、セルと集電体の間には非常に小さなコネクターがある構造です。これは、コスト削減と故障の可能性を排除を両立するための簡素化のように思えます。
今回の動画によると、セルは9個単位でまとめられているようです(電気的に並列に接続されている)。2170型パックは、小型で容量が少ないため、4680の数倍のセルからなります。この各ブロックはBMSに接続されており、電圧や温度などの情報を取得します。
映像の次の部分では、さまざまな要素を何層にも重ねた、高度で複雑な三次元構造が明らかにされています。ムンロ・ライブの専門家は、この戦略を高く評価していますが、すべての材料と解決策を研究し、どのように機能するのか、より良いEVを作るための鍵は何なのかをより理解するには、時間がかかるかもしれません。テスラのことだから、この終わりのない競争の中で、すでにシステムの新たな改訂/アップグレードに忙殺されているように推測されます。
一方、バッテリーパックから苦労して4680セルの1本目が取り出され、ムンロ&アソシエイツは、このセルをほとんど回収して販売し(1個800ドル)、分解にかかった費用の一部を相殺する考えとのことです。
4680セルを搭載したモデルYがいかに希少であるか、そしてセルに手を入れるのがいかに難しいかを考えると、実はコレクターや支援者だけでなく、既存自動車メーカーや、自動車を研究する施設にとっても価値のあるアイテムかもしれません。
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