【速報】テスラ新型モデルYに「HW4.5」が出現!次世代AI5との違いと自動運転の未来を徹底解説

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Credit:Tesla
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テスラ界隈が再び騒然としています。
2026年1月、納車が開始されたばかりの新型モデルYから、未発表のハードウェアである 「HW4.5(Hardware 4.5)」 が発見されました。

これまで私たちは、現行の「HW4(AI4)」の次は、2026年後半以降に登場する「AI5」だと信じていました。しかし、テスラはその隙間を埋める「隠し球」を投入してきたのです。

本記事では、突如として姿を現した HW4.5の特徴 、そして現在開発が進む AI5との決定的な違い について、最新のリーク情報と技術解析を徹底解説します。


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1. 衝撃の発見:モデルYに搭載された「HW4.5」とは?

謎のパーツ番号「AP45」の出現

事の発端は、2026年1月にフリーモント工場およびオースティン工場で製造されたモデルYの納車報告でした。オーナーたちが車両のシステム情報や物理的なパーツを確認したところ、オートパイロットコンピュータに 「AP45」 というラベルと、これまでにないパーツ番号 「2261336-02-A」 が記されていることが判明したのです。

また、テスラの電子部品カタログ(EPC)にも「HARDWARE 4.5」という記述とともに、価格2,300ドル(約34万円)で同ユニットがリストアップされていることが確認されています。

HW4.5で確認された物理的な変更点

初期の納車レポートによると、HW4.5搭載車には以下の特徴が見られます。

  • 新しいフロントカメラハウジング: 形状が変更されており、センサー構成の最適化が行われている可能性があります。
  • 16インチ・センターディスプレイ: モデルYの内装アップデートに伴い、画面サイズが拡大されています。
  • 一部装備の簡略化: リアカメラやサイドリピーターの「洗浄ウォッシャー」が見当たらないという報告もあり、コストダウンと生産効率化が進められている可能性があります。

なぜ「4.5」なのか?:3チップ構成(3-SoC)の可能性

最も注目すべきは、中身のアーキテクチャです。著名なテスラハッカーである @greentheonly 氏は、以前からソフトウェアコード内に 「3つのSoC(System on a Chip)構成」 への言及があることを指摘していました。

従来のHW3やHW4は、冗長性(安全性)を確保するために「2つのSoC」を搭載していました。もしHW4.5が3つのSoCを搭載しているのであれば、これは単なるマイナーチェンジではありません。
3つ目のチップを追加することで、推論処理能力(インフェレンス・スループット)を向上させ、より巨大化するニューラルネットワークを処理するための「予備体力」を持たせている可能性があります。これは、次世代のAI5が登場するまでの「繋ぎ」として、現行世代の寿命を延ばすための戦略的アップデートと言えるでしょう。


2. HW4.5が登場した背景:FSD V13/V14の「重さ」

なぜテスラはこのタイミングでハードウェアを更新したのでしょうか? その答えは、自動運転ソフトウェア「FSD(Full Self-Driving)」の進化速度にあります。

ニューラルネットワークの巨大化

現在のFSD(特にV12以降)は、人間が書いたプログラムコードを捨て去り、映像データから直接運転操作を学ぶ「エンド・ツー・エンドAI」を採用しています。
この方式は極めて滑らかな運転を実現しますが、バージョンアップ(V13、V14など)を重ねるごとにAIモデルが巨大化し、計算リソースを大量に消費するようになります。

HW3の限界とHW4.5の役割

実際、2019年から採用されている「HW3」は、最新のFSDを動かすには限界に近づいていると指摘されています。イーロン・マスク氏自身も、古いハードウェアでの最適化に苦労していることを認める発言をしており、HW3ユーザーにとっては厳しい現実が迫っています。

HW4.5は、完全な次世代機であるAI5が量産されるまでの間、「AI5待ち」による買い控えを防ぎつつ、高度化するFSDを余裕を持って動作させるためのブリッジ(橋渡し) として投入されたと考えられます。


3. 本命「AI5(旧称HW5)」:2026年後半の怪物

HW4.5が「改良版」であるなら、真の「革命」は AI5 です。イーロン・マスク氏が2024年の年次株主総会で初めて言及したこのチップは、自動車用コンピュータの常識を覆すスペックを誇ります。

AI5の驚異的なスペック

最新の報道やサプライチェーンからの情報によると、AI5の特徴は以下の通りです。

  1. 処理能力(TOPS):
    現行のHW4(AI4)が約500 TOPS程度であるのに対し、AI5はその 4〜5倍となる2,000〜2,500 TOPS を目指して設計されています。一部ではHW4の10倍、HW3比では40倍近い性能になるとも言及されています。これは、最新のハイエンドゲーミングGPU(RTX 5090等)に匹敵する演算能力を、車載サイズで実現するものです。
  2. 製造プロセス:
    世界最先端の半導体技術が投入されます。Samsungが2nmプロセスでの生産準備を進めており、TSMCの3nmプロセスと併用する形で製造される見込みです。
  3. 電力効率:
    これだけの性能を持ちながら、AI5はテスラの人型ロボット「Optimus」にも搭載できるよう、消費電力を最適化しています。具体的には、複雑な環境認識を行っても数100ワット(Optimusの枠内であれば250W程度)で動作するよう設計されています。

登場時期

AI5の大量生産は 2026年後半から2027年 にかけて本格化すると予想されています。一部の車両には2026年中に先行搭載される可能性がありますが、全モデルへの普及にはまだ時間がかかります。


4. 徹底比較:HW3 / HW4 / HW4.5 / AI5

これまでの進化を整理すると、以下のようになります。

世代通称登場時期カメラ解像度特徴と位置づけ
HW3FSD Computer2019年1.2MP自動運転への道を切り開いた名機だが、最新FSDには力不足になりつつある。アップグレード不可。
HW4AI42023年5.0MPカメラの高画質化(赤み帯びたレンズ)、レーダーの復活(S/X)、処理速度の向上(HW3比 3〜5倍)。
HW4.5AP452026年1月5.0MP (推定)AI5までの繋ぎ。3-SoC構成による処理能力の底上げが推測される。
HW5AI52026年後半〜未定HW4の5〜10倍の能力。TSMC 3nm/Samsung 2nm採用。ロボタクシーとOptimusの頭脳。

5. テスラオーナーへの影響:今買うべきか、待つべきか?

HW4.5の発見は、これからテスラを購入しようとしている人にとって悩ましい問題です。

HW4.5搭載車は「当たり」か?

間違いなく「当たり」です。
AI5が登場するまでにはまだ1年近くかかる可能性があります。その間、HW4.5は現行ラインナップの中で最も高性能な推論能力を持つことになります。特に、FSDの将来のバージョン(V14、V15など)において、HW3や初期HW4では処理しきれない複雑なシナリオに対応できる余力を持っている可能性が高いです。

AI5を待つべきか?

「ロボタクシー(無人運転)」による収益化を本気で目指すのであれば、AI5を待つ価値はあります。テスラは将来的に、計算需要の95%が車両側での「推論」になると予測しており、AI5はその膨大な処理をこなすために設計されているからです。
しかし、一般的な乗用車としての利用や、監督付きFSD(Supervised)での利用であれば、HW4/4.5で十分すぎる性能を持っています。

既存オーナー(HW3/HW4)への救済は?

残念ながら、テスラは 「ハードウェアのアップグレード(レトロフィット)は行わない」 という姿勢を明確にしています。
HW3からHW4への交換ですら、配線や形状の違いから「経済的に不可能」とされています。したがって、HW4.5やAI5の恩恵を受けるには、車両ごと買い替えるしかありません。これはテスラという製品が、iPhoneのように「その世代ごとの完成品」であることを意味しています。


結論:テスラは「自動車」から「AIロボット」へ

HW4.5の静かなる登場と、控えるAI5の怪物的なスペック。これらが示唆しているのは、テスラがもはや単なるEVメーカーではないという事実です。

彼らは、世界規模で展開する「分散型AIコンピュータ」を構築しようとしています。HW4.5は、その壮大なビジョンに向けた堅実な一歩であり、AI5は完全自動運転とヒューマノイドロボットを実現するための決定打となるでしょう。

もしあなたが今、運良くHW4.5搭載のモデルYを手に入れたなら、それは単なる車ではなく、近い将来訪れるAI社会の最前線に立つためのチケットを手に入れたと言えるかもしれません。

参考文献

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