トヨタとBYDが共同開発した初の電気自動車「bZ3」、中国で発売へ

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BYDの電気自動車技術を豊富に搭載した最初のトヨタbZ3が今週、中国で組立ラインから出荷されました。この共同開発されたToyota-FAW bZ3 EVは、189,800人民元(約370万円強)からの価格で、まもなく納車が開始される予定です。

トヨタは2022年10月、完全電気自動車のラインナップ「bZ(Beyond Zero)」の第2モデルとなる「bZ3 EV」を正式に発表しました。

電気セダン「bZ3」は、一汽トヨタ(一汽グループとトヨタのJV)とBYDが作った合弁会社「BYD Toyota EV Technology」が共同開発しています。世界でテスラについで最も大きいEVメーカー(BYD)と、完全電気自動車の導入競争で相当の遅れをとっている世界最大手の自動車メーカー(トヨタ)の関係は興味深いものです。

トヨタ(一汽トヨタを通じて)は、電気自動車SUV「bZ4x」と同じ「e-TNGA」プラットフォームでEV「bZ3」を製造するのですが、BYDはリチウムイオンLFPバッテリー、モーター、電気制御システムを製造し、最大航続距離は600km以上(約372マイル)となっています。

bZ3のインテリアもbZ4Xとは大きく異なり、縦長の大型センターディスプレイをトレイタイプのコンソールに統合したデジタリアル・アイランド・システムを採用しています。

CarNewsChinaの新しい報道によると、トヨタとBYDが共同開発した最初のbZ3は今週、組み立てを終え、納車の準備が整ったとのことです。

トヨタbZ3 EV、中国での納車準備が整う

トヨタbZ3が中国で先行販売が始まっていると報じられています。2,000人民元(約4万円)で、5月31日のEV発売前に先着5,000人の顧客が予約でき、5,000人民元(約10万円)のクレジットを受け取れるそうです。

一汽トヨタによると、リピート購入者は8,000人民元(約16万円)の買い替えクレジット、あるいは6,000人民元(約12万円)の追加購入クレジットを受けとれます。

初めて購入する人は、10年間または20万kmの無料メンテナンス、充電インセンティブ、ロードサイドアシスタンスなどの特典も受けることができます。

このニュースは、トヨタが中国での競争力強化のため、中国初の電気自動車「bZ4」の価格を15%引き下げ、25,000ドル以下の新価格とした直後に発表されました。

中国のEV市場は、NIOやXPengのような新興企業や既存の自動車メーカーが、急速に拡大する市場でポジションを争っており、加熱を続けています。

しかし、CarNewsChinaが述べるように、トヨタは2022年、6年連続の販売台数を更新し、初めて販売台数を減少させました。bZ4Xの販売台数は中国(および世界)で期待外れだったため、価格引き下げの理由となったと考えられます。

BYDと共同開発した新しいEVについて、すでに市場のリーダーとしての地位を確立しているBYDから直接電気自動車を購入できるのに、なぜ顧客はわざわざこのbZ3を購入するのでしょうか?

トヨタの新CEOは、トヨタを「暗黒時代」から現代に引き戻すつもりだが、共同開発車以上のことをする必要があるはずです。

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