1万ユーロの価格差は、多くの消費者にとって非常に大きな意味を持つ可能性があります。
米国で“微妙”とされたモデルYスタンダード
米国では、モデルYスタンダードが多くのテスラウォッチャーの間で賛否両論を呼んだことは周知の事実です。モデルYプレミアムよりわずか数千ドル安いだけのエントリーモデルは、搭載されていない機能を考慮すると、割に合わない取引のように思われました。
しかし欧州では事情が異なり、モデルYスタンダードは多くの自動車購入者にとって、実はかなりお得な選択肢となる可能性があります。
米国におけるモデルYスタンダードへの最大の不満は、おそらくその価格設定でした。39,990ドルという価格は、オプション前価格44,990ドルから始まるモデルYプレミアム後輪駆動(RWD)よりもわずか5,000ドル安いだけでした。モデルYスタンダードに搭載されていない機能や装備を考慮すると、テスラコミュニティの多くのメンバーは、真にお買い得となるためには価格をさらに引き下げるべきだと述べました。例えば34,990ドル程度が妥当ではないかと。
そうでなければ、このエントリーモデルとなるモデルYは、サイバートラック後輪駆動(RWD)と同じ道を辿る可能性があります。サイバートラックRWDは70,000ドル弱の価格設定でしたが、サイバートラック四輪駆動(AWD)に標準装備されていた数多くの機能が省かれていました。サイバートラックRWDはその後、おそらく受注が伸び悩んだため、生産が終了しています。
1万ユーロの差がもたらす“現実的な選択”
米国ではあまりコストパフォーマンスが高くないモデルYスタンダードですが、欧州ではその価格設定が非常に有利な条件となっています。例えばオランダのモデルY注文ページを見ると、モデルYスタンダードはオプション前価格で39,990ユーロ、オプション前価格50,990ユーロのモデルYプレミアム後輪駆動より10,000ユーロも安い設定です。
ソーシャルメディアプラットフォームXでテスラウォッチャーの@KamermanMenno氏が述べているように、1万ユーロの差額は多くの消費者にとって意味のある差となります。この大幅な価格差を考慮すると、モデルYスタンダードは、可能な限り低コストでテスラのエコシステムに参加したいと考えているドライバーにとって、理想的なエントリーモデルとなる可能性があります。さらに、モデルYスタンダードがクロスオーバーSUVであるという事実は、このセグメントの人気も考慮すると、同車にとって好材料と言えるでしょう。
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