テスラの電動SUVモデルYとセダンのモデル3が、米国カリフォルニア州で依然として販売台数第1位と第3位を占めました。
カリフォルニア州での自動車販売トップ、テスラが再び輝く理由
カリフォルニア州を含め、世界的に販売台数が前年同期比で大幅な減少となった2025年第1四半期にもかかわらず、テスラの2つの大衆市場向けモデルは、カリフォルニア州における2025年第1四半期の自動車販売台数ランキングでトップを占めました。ただし、これまでの1位と2位ではなく、1位と3位となりましたが、これまでとほぼ同じ結果です。

テスラ「モデルY」と「モデル3」の販売台数が示す驚異的な実績
テスラ・モデルYは、電気自動車のカテゴリーだけでなく、内燃機関車を含むカリフォルニア州で最も売れた自動車でした。実際、2位のトヨタRAV4よりも50%近く多くの販売台数を記録しました。
モデル3はRAV4を大きく下回り、トヨタカムリ、ホンダCR-V、さらにはホンダシビックをわずかに上回ったという結果でした。
残念ながら、トップ10には他の電気自動車モデルは1台も入りませんでした。

SUV およびトラック市場だけを見ると、モデル Y が他を圧倒しています。次に電気自動車は 14 位に、モデル Y の 5 分の 1 程度の販売台数となる、比較的新しいホンダ・プロローグがランクインしています。ただし、11 位のシボレー・エクイノックスの販売台数のかなりの部分は電気自動車で、5,003 台のうち 2,688 台が電気自動車でした。

セダンのカテゴリーだけを見ると、テスラ・モデル 3 が依然としてトップの販売台数を誇っています。他の EV はトップ 8 にランクインしていません。
これまで、イーロン・マスクCEOの右傾化やDOGEにおける過激な発言、行動により引き起こされているとされている「テスラ離れ」は、民主党のおひざ元であるカリフォルニア州でさえ、それほど大きな影響を及ぼしていないといいうのが実情のようです。
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