トヨタはBYDやその他の低価格EVメーカーをターゲットに、世界最大のEV市場となる中国でより大きなシェア獲得を目指しているようです。
中国市場で最安EV「bZ3X」を発表
3月6日木曜日、トヨタは中国でこれまでで最も安いEV、bZ3Xを発売しました。価格は10万9800人民元(約223万円)からです。この新しい電気SUVは、1時間で1万件以上の注文が殺到し、サーバーがクラッシュしました。
トヨタの中国で最も安い電気自動車、bZ3Xを以下にご紹介します。
bz3Xは、トヨタの中国における「初の10万人民元レベルの純粋な電気SUV」であり、これまで市場に投入された同社で最も安い電気自動車です。
トヨタの中国合弁会社である広汽トヨタは3月6日、中国で「博智3X」、略してbZ3Xを正式に発売しました。 その後間もなく、同社は、価格が10万9800人民元からであることを明らかにした後、新しい電気SUVの注文が「サーバーがクラッシュするほど人気」だったと発表しました。
わずか1時間で1万以上の注文を確保した後、トヨタは再び「サーバーがパンクしている」と自慢しました。12月に事前予約を受付開始しており、その際の価格は10万人民元からとなっていました。
トヨタEV bZ3XのSNSでの紹介動画ですが、この動画の注目ポイントは車でもお姉さんでもなく店内の内装。これは従来のトヨタ販売店とは異なり、
— 主夫まぬか (@syufumanuka) March 8, 2025
①天井が高い印象
②店内全体が白基調
③採光&照明で店内が明るい
④テーブルや椅子がモダン
中国での車販売店のトレンドに合わせてきていてガチですね! pic.twitter.com/6Iun0Gyuvn
bZ3Xの性能・装備は本当にお買い得?
bZ3Xには、フルスペクトラムのスマート運転技術搭載モデルと非搭載モデルの2つのバージョンがあります。スマート技術非搭載モデルは、5つのグレードオプションから選択でき、109,800人民元(約223万円)からとなっています。一方、スマート運転技術搭載モデルは、149,800人民元(約305万円)からとなっています。

159,800人民元(約325万円)の最高グレード「610 Max」は、67.92kWhのリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載し、CLTCモードで最大610kmの航続距離を実現します。 ベースグレードの「430 Air」は、50.03kWhのリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載し、最大430kmの航続距離を実現します。
トヨタは、室内は「家のように快適な移動空間」を提供し、前席と後部座席を倒すと、3メートルのスペースが得られるとしています。





電気SUVの内装には、音声認識機能付き14.6インチのインフォテインメント画面と8.8インチのドライバー用ディスプレイが搭載されています。また、2本スポークの多機能ステアリングホイールも装備されています。
トヨタの新しい bZ3X は、Momenta 5.0 インテリジェント・ドライビング・システムを搭載した同社初の車両です。NVIDIA Drive AGX Orin X によりパワーアップしたこの車には、縦列駐車、リモートコントロール・パーキング、高速パイロット、軽い渋滞時のアシスト、ブラインドスポット・モニタリングなど、25 の ADAS 機能が搭載されています。

GAC-トヨタは、「ワンステップのエンドツーエンドのインテリジェント運転モデルを実現した世界初の自動車メーカーの1つ」であると主張しています。人間のような知性を持つこの車両は、「使用するほど賢くなり、性能が向上します。」とのことです。
全長4,600mm、全幅1,875mm、全高1,645mmのトヨタの中国で最も安価なEVは、全長4,455mm、全幅1,875mm、全高1,615mmのBYDの元プラス(アット 3)とほぼ同じサイズです。アット3は115,800人民元(約235万円)からという価格設定で、今回のトヨタの新しいbZ3XはBYDの電気SUVより若干安くなっています。
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