コックス・オートモーティブのデータによると、テスラ・サイバートラックは2024年第3四半期の米国で3番目に売れた電気自動車でした。この完全電気式ピックアップトラックは、2024年第3四半期の米国でそれぞれ1位と2位の電気自動車である、クロスオーバーのモデルYとセダンのモデル3に次ぐ販売台数でした。
米国EV販売の半分がテスラ
ケリー・ブルーブックの「2024年第3四半期電気自動車販売台数レポート」によると、テスラは第3四半期に166,923台を販売し、米国で文句なしの電気自動車の王者であり続けています。年初来では、テスラは米国で471,374台を販売し、同国の電気自動車セクターの49.8%を占めています。
ケリー・ブルーブックのレポートで最も驚くべき電気自動車は、2024年第3四半期に16,692台、年初来で28,250台を販売したサイバートラックでしょう。この結果により、サイバートラックは2024年第3四半期の米国で3番目に売れた電気自動車となりました。また、サイバートラックはバッテリー式電気ピックアップトラックのセグメントで圧倒的な強さを発揮しています。
参考までに、フォード F-150 ライトニング、リヴィアン R1T、シボレー・シルバラード EV の第3四半期の販売台数は、それぞれ7,162台、3,817台、1,995台でした。つまり、サイバートラックは第3四半期に16,692台を販売し、同期間における3大ライバル車の合計販売台数を上回ったことになります。ニュースやソーシャルメディアで常に批判や嘲笑の的となっている車としては、これはまったく悪くない結果です。
モデルYだけで3割
米国のEVセグメントは、2024年第3四半期に86,801台を販売したモデルYクロスオーバーによって完全に独占されています。年初来のモデルYの米国販売台数は284,831台で、つまり、この完全電気式クロスオーバーだけで米国の電気自動車セクターの30.1%を占めていることになります。これは、モデル3の「ハイランド」アップデートと同様に、モデルYのアップデート(いわゆるジュニパー)を待っている購入者がいることを考えると、特に印象的です。
モデルYに次いで販売台数が多かったのは、第3四半期に58,423台を販売したテスラモデル3セダンです。年初来では、米国で合計131,975台のモデル3セダンが販売されました。この数字はモデルYの販売台数と比較するとかなり低いですが、専門家や消費者から高い評価を受けている改良版モデル3の勢いを浮き彫りにしています。また、モデル3は米国カリフォルニア州フリーモント工場と中国ギガファクトリー上海のみで生産されているのに対し、モデルYはフリーモント工場、ギガ上海、ギガファクトリー・テキサス、ギガファクトリー・ベルリンで生産されている点にも注目すべきでしょう。
ケリー・ブルーブックの電気自動車販売台数レポート2024年第3四半期は以下よりご覧いただけます。
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