テスラ・エナジーは2024年第3四半期に6.9GWhのエネルギー貯蔵製品を展開しました。この結果により、同社は2024年度の第4四半期を残して、すでに2023年度の年間エネルギー貯蔵(定置用バッテリー)納品規模を上回りました。
順調に拡大
2024年第3四半期のテスラ・エナジーによる6.9GWhのエネルギー貯蔵設備納品は、第2四半期の9.4GWhを下回っていますが、それでも非常に素晴らしい結果です。 現時点では、第3四半期におけるテスラ・エナジーによるエネルギー貯蔵設備納品としては、依然として最高値を記録しています。
全体として、テスラ・エナジーは2024年のこれまでのところ、20.3GWhのバッテリーストレージ製品を展開しています。これと比較すると、同社は2023年通年で14.7GWhのエネルギー製品、2022年通年で6.5GWhのバッテリーストレージ、2021年通年で3.99GWhのエネルギーストレージ製品を展開しています。これはまた、2024年第3四半期におけるテスラのバッテリーストレージの展開が、2022年通年の展開を上回ったことを意味します。
ラスロップ・メガファクトリーの貢献
テスラのエネルギー設備の展開は、同社の主力エネルギー製品であるメガパックを量産するラスロップ・メガファクトリーの稼働開始により加速しています。メガパックは、1ユニットあたり3.9MWhの電気エネルギーを供給できるため、送電網(グリッド)規模での使用向けにデザインされています。ラスロップ・メガファクトリーの年間生産能力は40GWhで、これは年間約10,000メガパックに相当します。
テスラ・エナジーは、現在上海メガファクトリーの建設を進めており、同工場でも年間40ギガワット時の生産能力が見込まれているため、来年にはメガパックの生産能力が向上すると予想されています。しかし、中国にあるテスラのギガファクトリー上海がどれほど効率的になっているかを考慮すると、上海メガファクトリーが年間40ギガワット時以上のメガパックを生産できる可能性は十分にあるようです。
上海メガファクトリーは2024年5月下旬に着工しました。2025年第1四半期には、この施設でメガパックの初期生産が開始されるのではないかと期待が高まっています。
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