テスラモデルYおよびモデル3、2022年米国カリフォルニア州で販売台数1位と2位を独占

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Credit:Tesla
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先月、テスラが2022年のカリフォルニア州の電気自動車(EV)市場を独占し、他の自動車メーカーの合計の2.6倍ものEVを販売したことをお伝えしました。

テスラは、昨年、カリフォルニア州で最も売れた2台の自動車を販売しており、その優位性はEVセグメント以外にも及んでいることが判明しました。

米国カリフォルニア州新車販売協会(CNCDA)が2月8日水曜日に発表した新しいデータによると、2022年において米国カリフォルニア州で最も人気があったクルマはテスラモデルYで、1月から12月までの累計新規登録台数は87,257台だったそうです。2位もテスラのモデル3で、同時期の登録台数は78,934台という結果でした。

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テスラモデルY
Credit:Tesla

3位のトヨタRAV4がモデルYに3万台近い差をつけられ、ガスエンジン搭載の人気SUVが5万9794台の登録を記録したように、モデルYおよびモデル3両車のパフォーマンスは圧倒的なものとなりました。4位はおなじみのトヨタ・カムリで、登録台数は55,967台という結果です。

車種 登録台数
 Tesla Model Y 87,257台
 Tesla Model 3 78,934台
 Toyota RAV4 59,794台
 Toyota Camry 55,967台

米国最大かつ最も競争の激しいカリフォルニア州の自動車市場でトップ2の座を獲得したことはテスラにとって大きな成果です。同社はブランドとして自動車市場の縮小トレンドに逆行し、2021年から2022年にかけて登録台数が54.2%増を記録しています。これは、テスラよりはるかに販売台数の少ない2位のジェネシスの増加率(昨年は全米でわずか56,410台)と比べると、2倍以上の増加率となっています。

2022年にプラスに転じたのはキャデラック(3.7%)、メルセデス・ベンツ(3.4%)、キア(2.4%)のみで、その他の自動車メーカーはすべてマイナス成長であり、GMCの1.7%減からインフィニティの42.4%の大幅減まで、あらゆるメーカーでマイナスというテスラを除くと非常に悲惨な結果です。

また、モデルSとモデルXもそれぞれのセグメントで好調な成績を収めました。モデルSは、高級ハイエンドスポーツカー部門で9,234台を登録し、2位のBMW 5シリーズ(4,898台)のほぼ2倍の登録台数でトップとなりました。モデルXは、高級ミッドサイズSUVセグメントで4位となり、昨年の登録台数は1万1273台で、同セグメントでのシェアは12.3%という結果です。4位でありながら、1位のレクサスRX(15,993台)との差はわずか4,720台でした。

テスラは、登録台数が全体で54.2%増加したことにより、前述の通り、米国最大かつ最も競争の激しいカリフォルニア州での市場シェアが11.2%となり、EV専用車メーカーとしては素晴らしい成果を収めたと言えるでしょう。この数字は、2021年にカリフォルニア州の自動車市場全体で6.5%のシェアを獲得したときの約2倍に相当する驚異の記録なのです。

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