テスラセミを電気で動く「家」に改造

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Credit:Jowua
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テスラ・セミは、今週テスラが発表したスペックと、この電気セミトラックの「モーターホーム」(自動車の家)としてのレンダリング画像から、素晴らしい電気モーターホームになる可能性があることがわかりました。

系統電力と太陽光発電で動くモーターホームというアイデアは、多くの人にとって非常に魅力的なものです。

日中は排気ガスを出さずに運転し、移動するのに使われるものと同じバッテリーパックから生活の電力を得ることができます。夜には充電して、翌日もまた同じように使えます。高性能の太陽光発電を利用すれば、場合によってはオフグリッドも可能かもしれません。

このような体験をユーザーに提供しようとする電動モーターホームのプロジェクトはこれまでいくつかありますが、そのほとんどはまだコンセプトの段階であったり、航続距離が非常に限られていたりします。

先日、メルセデス・ベンツの新型eSprinterが電気自動車による「バンライフ」を可能にするのに十分な印象的なスペックを持っているのですが、もっと大きなものが必要、あるいは欲しい場合はどうすればいいのでしょうか?

テスラセミは、電動モーターホームのための興味深いプラットフォームとなる可能性を十分見めているでしょう。

インテリア・アクセサリー・メーカーのJowua社は、今週発表されたテスラセミの製品版を見ながらそう考え、テスラ セミのモーターホームがどのように見えるかのレンダリングを作成することにしました。

Credit:Jowua

これは見る人によって評価は様々だと思いますが、この電気トラックはその外観から想定できるスペックを持っています。

現在、ほとんどの電気モーターホームプロジェクトで最大の問題は、航続距離が限られていることです。例えば、ウィネベーゴ社はフルサイズの電動モーターホームを自社で製造しましたが、航続距離は`わずか125マイル(約200km)に過ぎません。

今週、製品版が発表されたテスラは、テスラセミがおよそ900kWhのバッテリーパックを搭載し、合計制裁重量82,000ポンド(約37トン)でフル積載した状態でも500マイル(約800km)以上走行できることを発表しました。

そしてテスラセミは、モーターホームに改造する場合、最大積載量の82,000ポンドより軽くなる可能性が高いので、さらに大きな航続距離を達成することができると考えられます。現在、最も重い40フィート以上の長さのモーターホームの中には、50,000ポンドを超える重量のものはほとんどありません。テスラセミは、ほとんどのクラス8トラックよりも重いと考えられますが、プラットフォーム上にモーターホームを構築し、重量を70,000ポンド以下に抑える方法があるはずで、その結果、航続距離への効率が向上するはずです。

テスラ・セミのモーターホームなら、充電なしで1日に600マイル(約970km)以上走行し、その後一晩充電することも可能でしょう。数日あれば、かなりの距離を走破できるはずです。しかも、排気ガスを出さずに、です。

Jowua社は、テスラ・セミ・モーターホームのインテリアのレンダリング画像も制作しています。

Credit:Jowua

テスラの協力が必要かもしれませんが、パワートレインのバッテリーパックでモーターホームの居住機能に電力を供給する方法があるはずです。長時間駐車するときのために、展開可能なソーラーパネルをいくつか追加すれば、ビジネスとして成立します。

テスラがやらなくても、テスラセミをベースにした電気モーターホームを作る会社はきっと出てくるはずです。同じように、有名なDJで音楽プロデューサーのDeadmau5は、テスラセミを買って、旅する音楽スタジオにすると言っています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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