テスラの時価総額は4兆ドル(約5百兆円)規模に – そう考えるアナリストも

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イーロン・マスクCEOの電気自動車会社テスラは、近年、富裕層の世界で波紋を広げています。現在、テスラの時価総額は1兆円の大台に向かっており、いつかは現在の4倍の時価総額になるかもしれないと考えるアナリストもいるようです。

テスラ株のチャート

マイアミ・ヘラルド紙によると、テスラの時価総額は2030年までに4兆ドルに達する可能性があると、投資会社フューチャー・ファンドのゲーリー・ブラック氏が語ったということです。ブラック氏は、2030年までにEV産業の市場普及率は60%に達し、テスラはその自動車市場の21%という圧倒的なシェアを達成すると予想しています。

ブラック氏はツイッターで、「EVの普及率が60%に達したとき、EVシェア20%のTSLA(テスラ)はAAPL(アップル)のように安全資産とみなされるだろう。」と書いています。

しかし、ウォール街でテスラの時価総額を4兆円と予測しているのはブラック氏だけではありません。

ロイターによると、テスラ強気のキャッシー・ウッド氏と彼女の会社アーク・インベスト社も、2025年までに株価が3000ドルに達するという予想とともに、同社から4兆ドルの時価総額を目標とするシナリオをベストシナリオとして設定しています。

ウッド氏は現在、ベアケース(弱気予想)の目標株価を2025年までに1500ドル、ブルケース(強気予想)の目標株価を1株あたり4000ドルとしています。

テスラ株はアーク・インベスト社の最大の持ち株であり、ウッド氏は2020年まで一連の強気な予測を通じて同社をリードしてきました。テスラ株は過去数年間、ウッド氏の投資成績拡大の中心銘柄でした。

ウェドブッシュ証券のアナリストダニエル・アイブス氏は、最近のリサーチノートの中で、テスラ社がドイツで新たに承認されたギガファクトリー・ベルリンは、テスラ社にとって重要なマイルストーンであり、年間50万台の自動車をさらに増産することが可能になるはずだと指摘しています。

「ギガベルリン工場はテスラにとってヨーロッパにおける主要な橋頭堡となり、今後12~18ヶ月の間にモデルYを中心に年間50万台の生産能力に拡大する可能性があります。」と述べています。

ギガファクトリー・ベルリン・ブランデンブルクの開設により、テスラは、ギガファクトリー上海から欧州への車両輸出のこれまでのコストを下げながら、欧州向けの生産量を大幅に増やすことができます。

また、テスラは今月、ギガファクトリー・テキサスからの車両納車を開始する予定で、4月7日に、ギガファクトリー・テキサスのオープニングイベントを開催する予定です。

さらに、テキサス・オースティンを拠点とする同社は最近、株式分割を決議する意向を発表しており、日和見主義の投資家にとって格好の材料(インセンティブ)となりそうです。

しかし、年初のマスク氏の声明によると、テスラは今年いっぱいは半導体チップの供給やその他のサプライチェーンの問題に直面し続けるはずです。とはいえ、第1四半期の納車台数は、テスラがそれらの障害などもろともすることなく強く成長していることを示唆しているようです。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

地合いにもよるとは思いますが、簡単に超えていきそうな気もします。

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