中国杭州で大量の電気自動車が長期間放棄されている現場の調査レポート

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自動車ジャーナリストのマーク・レインフォード氏が中国杭州のEVの墓場を実際に訪れ、数百台のEVがどのように放棄されたかを明らかにしました。

放置されている台数

最近、あるYouTuberが、中国の国内自動車メーカーが販売台数を水増しして、政府の補助金を得るために電気自動車を過剰生産していると主張しました。

この告発に対して上海を拠点とする自動車専門家マーク・レインフォード氏は、いわゆる中国のEV墓地を訪れた後、この疑惑を一部否定しました。

最初の非難は、ウィンストン・スターゼル氏がYoutubeで共有した、中国浙江省杭州近郊のEV墓地のドローン映像に端を発したものです。彼は1万台以上のNeta Vモデルが野原で朽ち果てていると主張していました。しかし、レインフォード氏の現地調査によると、畑に駐車されていたのは146台のNeta Vのみで、他は別のモデルであったとのことです。

レインフォード氏によれば、「墓場」にあったEVには中古のシートカバーやフロアマット、また車内にはガラクタまでもが転がっており、車は新車ではないとのことでした。以前のビデオでは、手付かずのプラスチックのシートカバーが紹介されていたので、この「墓場」に運ばれたときには、いくつかのEVは実際に新車だったのかもしれません。

放置された大半はライドシェア用小型EV

さらに、BAIC BJEV EC3と呼ばれるEVが、現場で目撃されたユニットの大半を占めているとのことで、この車種は主にライドシェアに使われる小型の電動ハッチバックです。

BAIC BJEV EC3

以前、レンタカー事業の失敗がEVの乗り捨てにつながったことをお伝えしました。中国でのレンタルEバイクの一時的な流行に続き、ライドシェアサービスでも同様の傾向が見られた結果がこうした状況を招いたのでしょう。顧客はアプリを使って小型のレンタルEVを見つけ、オンラインでロックを解除してレンタルすることができるサービスです。

しかし実際のところ、中国の市街地では一般的に公共交通機関の方が速く便利で、それがライドシェア会社の失敗の一因になったかもしれない、とレインフォード氏は分析しています。

中国のライドシェアのビジネスモデルは車両資産が多く管理も大変で、さらに、中国ではタクシーの方が安く、統一された駐車スペースがないため、EVをレンタルするのは実際には非常に不便でした。

中国のEVスペースは2016年以降に活況を呈し、新しいモデルは当然、精彩を欠いたEC3と比較してより洗練されています。BAICは当初、20kWhのバッテリーで電気ハッチバックを提供し、後に容量を30kWhまで増やしました。航続距離は約180kmだったのですが、後にこれは改善されたようです。

BAICのウェブサイトにはEC3は掲載されていないことからこのスペックを確認することはできませんでした。現在はこの代わりにシボレー・ボルトEVを彷彿とさせるEX3と呼ばれる、より現代的なバージョンが掲載されています。

EV墓地の一番奥には、トヨタ、ヒョンデ、吉利、東風プジョー・シトロエンのモデルが駐車されています。これらのモデルの多くは未登録の新車で、おそらく納車や購入を待っているのだろうとレインフォード氏は主張しています。レインフォード氏のYoutube映像は以下からご覧ください。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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