スマホみたいにどんどんアップデート、テスラ車の自動緊急ブレーキAEBで追加される3つの新機能とは

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テスラは、最近のFSDベータ版のアップデート及びソフトウェアアップデートバージョン2023.12で、自動緊急ブレーキ(AEB)システムに注目すべき大きな3つのアップグレードを導入しました。当初、テスラの従業員にのみ配布されたFSDベータ版v11.3では、テスラの自動緊急ブレーキに重要なアップデートが含まれていたことがきっかけです。

AEBが進路を横切る車両にも対応

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横切るクルマや歩行者にも対応するAEB(テスラ。インパクトレポート2022より)
Credit:Tesla

このほど、同社のインパクトレポート2022の公表により、改善されたAEBシステムがFSDベータ版に搭載されたことが確認できました。このアップデートで強化された機能は、テスラに対して前を横切る車両を検知して対応することです。この先進的な機能は、他の車両がテスラの進路を横切る際に、赤信号を無視したり、テスラに衝突したりするような事故の発生可能性を低減することを目的としています。

従来のAEBシステムは、主に車の真正面にある物体や車両を検知して反応することに重点を置いていたため、今回の開発はAEB技術の大きな飛躍を意味します。進路が交差する車両を検知できるようになったテスラのアップグレードされたAEBシステムは、ドライバーにさらなる安全性と運転アシスト機能の向上を提供します。

AEBの作動速度範囲が拡大

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Credit:Tesla

ソフトウェア・アップデートに伴って更新された取扱説明書の新しい説明では、いくつかの重要な変更点が強調されています。現在では、車両の前方にある物体だけでなく、検出された物体からの距離も判断するようになっています。衝突が避けられないと判断された場合、AEBは従来と同様にブレーキをかけて車速を下げ、衝突の程度を軽減します。

その際の作動速度範囲は拡大され、従来は最大時速90マイル(150km)で作動していたAEBは、時速約3マイル(5km)から時速124マイル(200km)の間で作動するようになりました。

車両後退にも対応

速度範囲の拡大に加え、AEBが車両後退中にも機能するようになりました。この新機能は、完全自動運転(FSD)ベータ版以外でも、さまざまな地域で利用できるようになる見込みです。テスラは通常、ある機能が特定の地域に限定される場合やFSDベータ版を必要とする場合に関してそれを取扱説明書に明記していますが、今回のAEBの強化については、そのような制限は言及されていません。つまり、FSDオプションの購入や地域に関わらず対応ソフトウェアで実現すると考えられます。

これらの変更は、インパクトレポート2022で言及された、システムが横切るクルマの脅威を認識するなどの変更に加え、さらに追加されたものです。

AEBの更なる追加情報

また、今回のアップデートに伴う取扱説明書には、AEBがブレーキをかけなかったり、かけるのをやめたりする場合についての追加情報が記載されています。これらの状況は以下の通りです:

  • ハンドルを急激に切った場合
  • AEBがブレーキをかけているときに、ブレーキペダルを踏んだり離したりする場合
  • AEBがブレーキをかけているときに急加速する場合
  • 検出された車両、二輪車、自転車、歩行者が前方にいなくなった場合

さらに、更新されたマニュアルでは、テスラの始動時にAEBが常に有効であることを明確にしています。現在のドライブでAEBを無効にするには、「コントロール」>「オートパイロット」>「自動緊急ブレーキ」の順にタッチします。AEBが無効になっていても、最初の衝突を検知した後、さらなる衝撃を軽減するために車両がブレーキをかけることがあることを述べています。

テスラのAEBシステムのこれらのアップデートは、ドライバーと歩行者の包括的で全体的な安全性を向上させることが期待されます。自動緊急ブレーキが後退時や高速走行時にも機能するようになったことで、テスラは自動車技術と安全性の限界に挑み続けています。

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