テスラは完全自動運転(監修型)バージョン14.1.2をリリースし、よりアサーティブ(積極的)な運転スタイルを好むドライバー向けに設計された全く新しい「マッドマックス」速度プロファイルを導入しました。これはソフトウェアバージョン2025.32.8.10の一部として展開されます。
「マッドマックス」モードの特徴と早期アクセスユーザーの評価
新しいマッドマックスプロファイルは、引き続き利用可能な「急ぐ」(ハリー)設定を上回る仕様となっており、より高速な走行と頻繁な車線変更を可能にすることで、交通状況においてドライバーによりダイナミックな体験を提供します。マッドマックスモードの追加は、先週実施された最初のv14アップデートにおいて、対極に位置する別の運転プロファイル「スローモード」が導入されたことに続くものです。
現時点でFSD v14を受け取っている早期アクセスユーザーによるテスト結果によると、マッドマックスモードはロサンゼルスの交通状況に非常に適しており、高い速度を維持しつつ頻繁な車線変更を行い、渋滞を回避することが可能とのことです。
テスラは完全自動運転(監修型)バージョン14.1.2をリリースし、よりアサーティブ(積極的)な運転スタイルを好むドライバー向けに設計された新しい「マッドマックス」速度プロファイルを導入しました。これはソフトウェアバージョン2025.32.8.10の一部として展開されています。
地域別の運転特性と今後のアップデート展望
しかしながら、渋滞の少ない地域では、マッドマックス運転プロファイルは他のプロファイルよりも加速が著しく速く、高速道路では時速85マイル(137km/h)に達することが多く、一般道では制限速度を容易に超過するため、多くのドライバーにとって過度に攻撃的である可能性があります。
本日早朝、テスラのオートパイロット責任者であるアショク・エルスワミ氏はX(旧Twitter)の投稿で、待望の新しい機能を搭載したテスラFSDの新バージョンが間もなく登場するとほのめかしました。多くの関係者は、噂の「Banish」モードが実装されると予想していました。残念ながら、この機能は今回のリリースには含まれませんでした。
これにより、テスラはわずか1週間余りで3度目のFSDリリースを実施しましたが、前述(述べるとv14は依然として早期アクセステスターのみが利用可能であり、その一部はカナダ在住です。
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コメント
自動運転レベル2のBEVを生産するテスラの暴走が始まる。
早々に、テスラの自動運転システムFSDに懐疑的なNHSTAは、早々にテスラに「マッドマックス=MadMax」に関する質問状をテスラに送付している。
テスラにMadMaxを付与するのは凶器を付与するのと同じ。多くのドライバーが交通事故死するでしょう。
「米政府機関、「マッドマックス」運転支援モードについてテスラに質問」
2025年10月25日 00:49 GMT+9Refinitiv
https://jp.tradingview.com/news/reuters.com,2025:newsml_L4N3W51H0:0/
(tradingView のニュースから)
「まるでスポーツカーのように車を走らせる。遅刻しそうになったら、このモードがおススメだ」 というコメントまで添えられていたらしくて…これはもう、安全運転の真逆を推奨してるようなもの。
まさに、狂気と言うほかはない。最低の決算に沈んだテスラ、イーロン・マスク氏は自暴自棄でテスラの崩壊を望んでいるのでしょう。
「米テスラの自動運転支援機能、赤信号無視など交通違反巡り新たな調査」
Rick Clough、Dana Hull
2025年10月10日 1:02 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-09/T3V7DEGPWCUM00
「欠陥だらけのテスラの自動運転を放置し続けている「法の抜け穴」」
2025.10.02 08:00
https://forbesjapan.com/articles/detail/82845