カナダでテスラ排除の波が拡大中!背景にある驚きの理由とは?

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実はカナダはテスラに相当うんざりしているのです。

  • カナダはテスラへの不満を強めており、家庭用充電器や電気自動車のインセンティブ(補助金)対象からテスラ製品を除外しています。
  • この動きはイーロン・マスク氏やトランプ大統領との関係に起因しており、税金がテスラに流れることへの反発が強い状況です。
  • さらに、テスラ車はタクシーやライドシェア向けのインセンティブからも対象外となり、販売台数やブランドの信頼性にも影響を与えています。

テスラをプロトタイプ展示会から締め出すことから、家庭用充電器や新しい電気自動車へのインセンティブを禁止することまで、カナダは怒っていると言っても差し支えないでしょう。

カナダがテスラに背を向ける理由

ついに起こってしまいました。世界で最も親切な人々の1つと広く考えられている、あのカナダ人が怒っているのです。その理由は、テスラ、イーロン・マスク氏、そしてドナルド・トランプ大統領の間の複雑な関係にあります。貿易関税の引き上げ、米国によるカナダ併合に関する絶え間ない議論、そしてイーロン・マスク氏の知ったかぶりの態度など、すべてがカナダの一部の政府関係者の最も痛いところを突く結果となりました。

「これはテスラに対するもので、そしてイーロン・マスクが原因です」

ブリティッシュコロンビア州最大のエネルギー供給会社であるBCハイドロがテスラ製品を電気自動車充電器奨励プログラムから除外することを決定した後、ブリティッシュコロンビア州首相のデイヴィッド・エビー氏は述べました。

テスラ締め出しの具体例とその影響

テスラの家庭用蓄電池 パワーウォール
Credit:Tesla

この決定は先週から施行されており、テスラ製の電気自動車充電器、エネルギー貯蔵バッテリー、インバーターが対象となっています。 ブリティッシュコロンビア州の住民が最大250カナダドル(350米ドル)の割引を受けるためには、他のブランドを選択する必要があります。 CBCによると、3月12日以前にテスラ製品を購入または事前承認を受けた人は、依然としてこの優遇措置の対象となる可能性があります。

この決定について、州首相は、何千ドルもの税金が補助金プログラムによってマスク氏の会社に流れることを納税者が知れば、「吐き気を催すだろう」と説明しました。エイドリアン・ディックスエネルギー相は以下のようにも述べました。

「私は、テスラ製品を公的補助金プログラムで利用可能にすべきではないと考えました。ブリティッシュコロンビア州民にその理由を説明する必要はないと思いますし、そのリストから削除することにほとんどの人が賛成すると思います」

ロイター通信によると、トロント市長のオリビア・チョウ氏は月曜日、タクシーまたはライドシェアとして購入されるテスラ車への財政的インセンティブを禁止しました。記者会見でチョウ氏は、3月1日をもってテスラの電気自動車はインセンティブの対象外となり、米国との貿易問題が解決すれば、この措置は再検討されると述べました。

「タクシーなどのハイヤー車両は、別の種類の車を見つけなければなりません。購入できる他の電気自動車もあります」

上記のように彼女は付け加えました。また、この決定はドナルド・トランプ大統領と非常に親しい関係にあるイーロン・マスク氏を標的にし、対応するために下されたと付け加えました。

同市はこれまで、タクシーおよびライドシェアの運転手に対し、車両が電気自動車であれば、2029年末まで免許取得費および更新費の割引を提供してきました。しかし、今ではテスラのEVは同プログラムの対象外となりました。

政治的背景とカナダの反発

さらに、テスラは安全性への懸念からバンクーバー国際自動車ショーから追い出されました。AP通信によると、同イベントのエリック・ニコルズ(Eric Nicholl)エグゼクティブディレクターは、安全性への懸念を理由に、テスラに自主的に会場から撤退するよう求めたと述べています。この決定は、オタワとバンクーバーで週末にいわゆる「テスラ・テイクダウン」抗議活動が行われ、参加者がマスク氏の戦略とトランプ大統領のカナダ併合要求に対する怒りを表明した後に下されました。

テスラは、CEOと米国大統領の親密な関係により、世界中で地盤を失いつつあります。販売台数は落ち込み、かなりの数のオーナーがテスラを売却済み、または売却を検討しています。また、ブランドを取り巻く政治的な狂乱には関わりたくないという人々も、全力でそのことを世間に伝えようとしています。

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