テスラ販売不振の真相とは?欧州50%減、中国市場も苦戦で2年ぶりの低水準に落ち込む見通し

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Credit:Tesla
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テスラの納車台数は今四半期、2年以上ぶりの低水準に落ち込む見通しです。同レベルの納車台数は2022年まで遡る状況となりそうです。

納車台数が大幅減少

テスラの株主は心配すべき時が来たのでしょうか?

予測市場がテスラの四半期ごとの納車台数に対する期待値の設定に参入しています。

これらの市場では、賭け事に似た金融インセンティブを使用して、特定の結果を予測します。 最近の米国大統領選挙で非常に人気が高まり、それ以来、スポーツからビジネスまで、ありとあらゆる結果を予測する市場へと拡大しています。

最大の予測市場の1つであるKalshiは、すでに50万ドルの取引高を集めているテスラの四半期ごとの納車台数を予測する「市場」を運営しています。

現在、テスラは2025年第1四半期に359,000台の車両を納車すると予測されています。

https://kalshi.com/markets/kxtesla/tesla-deliveries

これは前年比で7%減、前期比では27%減という大幅な減少となります。

実際、テスラが今期予想よりも少ない台数を納車した四半期は、2年以上前の2022年第3四半期まで遡る必要があります。

以前お伝えしたように、今期のテスラの販売台数は欧州で50%も減少しています。テスラにとって最も重要な市場である中国では、販売台数は前年比でわずかに減少しています。

米国は最も不透明な市場であり、今期の明暗を分けることになるでしょう。

イーロン・マスクの影響とテスラの今後

今四半期は、ついにイーロンはテスラにとって悪い存在であることをテスラの株主に証明する時が来たでしょう。残念ながら、テスラ経営陣はモデルYの切り替えにの影響による業績不振と弁解するでしょう。それは間違いなくテスラに悪影響を及ぼしますが、それほど大きな影響ではありません。

一方でイーロン効果はここでも悪夢の魔法のように働いていることは明らかです。

テスラがモデルチェンジを行うのは初めてではないので、そのことは十分分かっています。確かに、テスラのベストセラー車であるモデルYにとっては初めてのことですが、昨年テスラが工場閉鎖やサプライチェーンの問題を抱えていた時よりも、その影響は大きくなっています。

収益はさらに悪化するでしょうが、それも新しいモデルYのせいだとされると考えられます。

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