先日の2024年第3四半期の決算説明会で、この四半期の自動車製造部門の粗利率が大幅に改善したことや来年の上半期に廉価版テスラ(いわゆるモデル2)が投入予定であることなど、テスラ株投資家が喜びそうな内容だったため、テスラ株は急騰している状況にあります。
ちなみに、日本で時価総額最大の会社はトヨタ自動車ですが、10月27日時点ドルベースで比較すると、トヨタ自動車が約2280億ドルであるのに対して、テスラは8640億ドルと4倍弱の規模の巨大な会社となっています。
一方で、このテスラはスタートアップであった昔から広告宣伝ではなく、口コミマーケティングに重きをおいた販売拡大戦略を取っていることで有名です。これは、イーロン・マクスCEOの方針とも言えますが、これまでマス広告はほとんど実施していませんし、少し実施したときにはほぼ失敗しています。
今回はその最たる手段で、先日日本でもようやくテスラ購入時にお得になる(忘れると損をする)テスラ紹介プログラムが始まりましたので、その概要についてご案内します。
テスラ紹介プログラム
11月28日に紹介プログラムがアップグレードされ、15万円の割引となりました。
少なくとも日本の他の自動車メーカー(あるいは販売会社・ディーラー)で、顧客紹介のインセンティブをオープンに制度化しているというのは聞いたことがありませんが、昔からこの取り組みをテスラでは積極的に活用しています。
基本的には、紹介コードを経由して車両を注文すると、その時々のインセンティブを紹介者と紹介された人の双方に与えるものになっています。
この紹介プログラムの内容は各国の状況によって少し変化があります。現在、日本ではテスラ車を購入する人には紹介コード経由だと15万円割引が適用されますが、米国ではこれが1000ドルの割引となっていますので、日本のインセンティブは米国の半分の水準ということになります。
また、この紹介プログラムは、これまで無料のスーパーチャージャーでの充電の権利であったり、テスラグッズなどの交換に使える「クレジット」だったりという時もありました。一方、今回は直接の「値引き」ということなので非常にわかりやすいプログラムとなっています。
テスラ紹介コードの使い方
使い方は非常に簡単で、紹介コードのリンクを踏むと、一旦以下のような注文画面が出ますので、ここから注文するだけです。

ただ、デフォルトの紹介コードは個人に紐づく世界共通のコードになっており、言語が英語で表示され少し戸惑うかもしれません。その場合には、上記ページ右上の言語選択から「日本 日本語」を選択すれば日本のテスラページになります。
また、テスラの紹介コードが適用されているかどうかは、以下画像の「紹介特典が適用されました」の表示が出ているかどうかでも確認できます。

このあとの注文画面でも表示されている車両価格は、紹介コードによる「割引適用前」(定価のママ)ですので、少し不安になるかと思いますが、最終的に割引された価格で請求されることになります。
また、この紹介プログラムは自分自身にも適用可能です。既にテスラ車に乗っていてアカウントがある場合「ロイヤリティ」特典として15万円の割引が適用されます。その際も、上記の紹介コードリンクから注文することが条件になります。
注意点
一番の注意点としてはこの紹介プログラムはあとからは適用できません。テスラの注文はオンラインのみで日本では15000円の手数料を支払うと注文が成立するのですが、この注文時点で紹介コード経由でないとあとからの適用はできない仕組みになっています。もともとこの15000円の手数料は車両代金に充当されるものではなく、あくまで購入に際しての手数料という扱いで、最終的に購入を断念したりキャンセルしても戻ってきません。
つまり、現時点で紹介コードを経由していない場合には、納車時期に余裕があれば、一旦キャンセルした後に紹介コード経由で注文するほうが13万5千円お得になるということになります。
その他のキャンペーン
また、この紹介プログラムの再開と時期を同じくして、テスラ日本ではカーローンのゼロ金利キャンペーンと、下取り査定UP(内燃機関車に限る)キャンペーンを実施中です。詳細は、以下のリンクをご確認ください。
せっかくの機会に、少しでも安価にテスラ車を手に入れるためにはこの紹介プログラムの適用が必要となりますので、(もちろん私のものでなくとも)これからテスラ車を購入されようとしている方は、紹介コードのリンクを踏んでからご購入することをおすすめします。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。
コメント