日産GT-RのEVは、1,000kW出力の全固体バッテリー搭載車へ

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伝説のGT-Rが電気自動車となり、おそらく日産初の全固体バッテリー搭載車となるでしょう。この新技術の開発に伴い、日産は、電気自動車のGT-Rに全固体バッテリーを搭載することで、さらにパワーアップできる可能性を示唆しています。

ゲームチェンジャー・ハイパーEV

昨年10月に日産がハイパーフォースEVコンセプトを発表して以来、電気自動車のGT-Rを初めて目にしました。

日産は、この電気スポーツカーは1,000 kW(1,300馬力)以上のパワーを持つ「ゲームチェンジャー・ハイパーEV」であると主張しました。これと比較すると、テスラの最もパワフルなサイバートラック、サイバービーストは最大845馬力(621 kW)です。

このパワーは、全固体バッテリーを搭載した新しい電気パワートレインによるものです。日産は、NISMOレーシングチームと協力して、最大限の空力特性を実現するエクステリアも開発しました。効率性を高めるために、2段式フロントリップやリアディフューザーなどの追加要素が見られます。

日産のグローバル製品企画担当副社長であるイヴァン・エスピノサ氏は、同社のEVに全固体バッテリーを使用することについてオートカー誌に尋ねられた際、「スポーツカーのようなものには簡単に適用できます」と答えました。

同氏は、全固体バッテリーは「半分のスペースに同等のエネルギーを収容できる」ため、電気スポーツカーには意味をなすと説明しました。

日産、全固体バッテリーを搭載した初の電気自動車GT-R

エスピノサ氏は、次期電気自動車のGT-Rは、この新しい全固体バッテリーを搭載してデビューするのに最適なEVであるとほのめかしました。

日産は電気スポーツカーをまだ正式に発表していませんが、コンセプトにはぼかしの入った「GT-R」のロゴが示されています。

日産のハイパーフォースコンセプトには、e-4ORCE AWD技術も搭載されており、サーキットや曲がりくねった道でのコントロールとハンドリングが向上します。

日産が米国でのR35 GT-Rの販売を17年で終了した今、待ちに待った電気自動車のGT-Rが登場するのでしょうか? すぐには無理でしょう。日産は、全固体バッテリー搭載のEVを2028年までに発売することを目指しています。

4月、日産は全固体EVバッテリーのパイロットラインを公開し、この技術はゲームを変えると発表しました。リチウムイオンバッテリーの約2倍のエネルギー密度を詰め込む可能性を持つこの新技術は、充電時間を短縮しながらパワーを追加することができます。

エスピノサ氏は、「当初はコストが高くなるかもしれません」と述べたものの、技術の進歩に伴いコストは下がると予想しています。「密度が高いため、同じ量の電力を供給するにはバッテリー1個あたりの材料が少なくて済みます。そのため、全体的なコストは競争力があるはずです」

日産は、ピックアップトラックを含む幅広い車種に全固体バッテリーを使用する計画です。

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