テスラは、先月も実施たような予告した上で値上げを実施する価格戦略を取るようになったようです。来月から米国市場を含む複数の地域でモデルYを値上げする計画を発表しました。
米国ではモデルYを4月1日から1000ドル値上げ
テスラのウェブサイト上のレポートによると、米国では4月1日にモデルYの3つの構成すべての価格が1,000ドル値上げされます。このニュースは、間もなく登場する欧州でもSUVを値上げする計画を発表したテスラにとって、最新の値上げとなります。
本稿執筆時点で、テスラのモデルYの価格は以下の通りです。
- モデルY RWD：43,990ドル（米連邦税額控除7,500ドル、または各地域での控除前）
- モデルY AWDロングレンジ：4万8990ドル（米連邦税額控除7,500ドル、または各地域での控除前）
- モデルY AWDパフォーマンス：52,490ドル（米連邦税額控除7,500ドル、または各地域での控除前）
米連邦税制優遇措置後、テスラのベースとなるモデルYのRWDは、わずか36,490ドルから購入可能です。また、全米の多くの州や郡では、電気自動車（EV）に対する追加的な地域税制優遇措置を提供しています。また、このニュースは今年の第1四半期が終了する間際に発表されたもので、テスラが四半期末の追い込みの時期に特別なインセンティブや将来の値上げを提示するのは珍しいことではありません。
また、欧州でもモデルYの価格を上げるアナウンスをしています。値上げ幅は約2,000ユーロ、または現地通貨に相当する額となるとしています。
その他のインセンティブも
今回の値上げと税額控除の追加発表に伴い、テスラは今月初めから、モデルSとX、Yの購入者が3月31日までに納車される場合、現金またはファイナンスで購入するとスーパーチャージャーで5,000マイルが無料になることをウェブサイトで述べています。さらにテスラは、サイバートラック、中古車、商用車を除くすべての下取り車に対して、5,000マイルの無料スーパーチャージャーを提供します。
テスラはまた、先月終了したSUVのモデルYの一時的な割引を発表しましたが、3月1日にモデルYの価格を1,000ドル引き上げ、現在の税引き前価格43,990ドルとしました。
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