イーロン・マスクCEOの今週の声明によると、テスラの完全自動運転(FSD)に新しい運転モードが追加されるようです。
チル/スタンダード/ハリー
Xユーザーのガリ・フィルチェ氏が、テスラのFSD監修型 「チルモード 」でも自分の好みにはアグレッシブすぎると発言したことに対し、マスク氏は金曜日の夜、このソフトウェアを近々、チルモード、スタンダードモード、ハリー(急ぐ)モードの3つの運転モードを更新すると述べました。マスク氏は、ユーザーから「タートル(亀)」モードのリクエストがあったことを受け、次のように述べました。
北米以外での展開も視野に
テスラは現在、FSDにチルモード、アベレージモード、アサーティブ(積極的)モードを提供しており、今度のモードが現在のものから大幅なドライビングスタイルの変更を含むかどうかは現時点では不明です。マスク氏はまた、FSD監修型にドライビングモードが搭載される時期や、新しいチルモードが現在のチルモードよりも「リラックス」したものになるのかどうかについても明らかにしていません。
スレッドでは、他の人たちもさらにリラックスしたモードがあればありがたいと言っており、テスラオーナーズ・シリコンバレーのアカウントは、新しい変更で「車内の赤ちゃんのために特別に慎重なモード」があるかどうかを尋ねるコメントを寄せています。いずれにせよ、「ハリー(急ぐ)」は「アサーティブ(積極的)」よりも優れていると解釈する人もいるため、この命名規則は世間一般の認識に関しても何らかの役割を果たすかもしれません。
同社はまた、オートパイロットシステムにチル、スタンダード、スポーツと呼ばれる3つの走行モードを提供しています。
テスラが中国を皮切りに北米以外の市場でもFSDを開始する準備を進めている中でのマスク氏の発言です。ロイター通信の最近の報道によると、同社は4月に中国での同システムの暫定承認を得た後、今年後半に中国での同ソフトウェアの発売を検討しているとのことです。
テスラは欧州の他の国でもFSDをテストしており、同社は8月にFSDをベースとした次期ロボタクシープラットフォームを発表する予定です。
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