テスラ、9月には中国市場で月間約3万台の販売を達成か

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Tesla Photo:Xinhua
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テスラギガ上海工場では、2021年末までに年間45万台の生産を目指し、これまでも生産を強化し続けています。7月のテスラの中国国内販売は、海外市場向けの生産のために非常に低調でしたが、中国乗用車協会(CPCA:China Passenger Car Association)の総書記は、9月までに約3万台になると述べています。

中国乗用車協会CPCAによると、7月のテスラの中国国内市場での販売台数は8,621台と低調であった一方で、輸出向けには28,138台が生産されました。メディアはこの情報を利用して、中国における各種トラブルを受けて、テスラ車の顧客の評価が低調になったということを指摘していましたが、中国国内も需要が低いということはないようです。

中国乗用車協会(CPCA)の総書記である崔東樹(Cui Dongshu)氏も、ギガ上海工場が同社のグローバルへの輸出拠点になりつつあることから、テスラが中国と他国との供給バランスを取ろうとしていることを確認しています。

テスラが中国市場で販売台数を落としたのは、需要が巨大な海外での十分な供給を確保する必要があるからです」と、同氏はグローバル・タイムズに語っています。

北米市場におけるテスラ車への需要が旺盛なため、現在は米国カリフォルニア州フリーモント工場で生産されたすべての車が北米市場で販売されています。

これと並行して、ギガ・ベルリン工場の生産開始は、最終的な環境建築許可が得られていないため、まだ始まっていません。そのため、欧州市場におけるテスラ車への大きな需要に対応するため、テスラはギガ上海ファクトリーで生産した車でその巨大な需要を満たさざるを得ませんでした。

欧州市場への輸出台数が多いからといって、テスラにとって中国市場の重要性が低くなったわけではありません。崔東樹総書記は、中国が彼らにとって世界で最も重要な市場のひとつであることに変わりはないと確信しています。

彼は、8月と9月の国内販売台数が過去最高の3万台になると予想しています。

中国での販売は、8月に急回復して7月を大きく上回り、9月には過去最高の3万台に達する可能性があると考えています

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

各四半期でギガ上海工場の前半は輸出、後半は国内販売に充てることを第2四半期の決算発表でも言ってましたから。

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