やせる食物繊維「難消化性デキストリン」とは?

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 水溶性食物繊維の話をしたときに、この「難消化性デキストリン」をご紹介させていただきました。この商品が楽天に売っていましたので、通販で購入し自分で試してみましたのでご紹介します。

難消化性デキストリンとは何?

 そもそも食物繊維とは、消化できない炭水化物の総称です。逆に消化できるものを糖質と称します。食物繊維には大きく二種類ありまして、下表のように水に溶けるか溶けないかで、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に区分されます。

炭水化物 糖質 糖類 単糖類 ブドウ糖・果糖・ガラクトース
二糖類 砂糖・麦芽糖・乳糖
少糖類 オリゴ糖(単糖類が複数連結)
多糖類 でんぷん・グリコーゲン
糖アルコール類 キシリトール・マルチトール
高甘味度甘味料 スクラロース・アスパルテーム
食物繊維 水溶性食物繊維 難消化性デキストリン
不溶性食物繊維 セルロース

 この水溶性食物繊維のうち、難消化性デキストリンを今回は取り上げます。

食物繊維 主な種類 多く含む食品

不溶性
食物繊維

セルロース 穀類・豆類・野菜
ヘミセルロース 穀類・豆類・野菜・海藻・ごぼう
リグニン 豆類・小麦ふすま・ココア
不溶性ペクチン 野菜・果物(未熟)
キチン カニ、エビの殻
水溶性
食物繊維
水溶性ペクチン 果物(完熟)
水溶性デキストリン 水溶性デキストリン
グルコマンナン こんにゃく
ガム質 大豆・大麦・ライ麦
アルギン酸 昆布・わかめ

難消化性デキストリンの作り方

 難消化性デキストリンは、トウモロコシのんぷん成分を、消化酵素であるアミラーゼでブドウ糖に分解する過程で分解できず残った成分を集めたものとなります。つまり、人体内で消化できない炭水化物ということで「食物繊維」に分類されている、ということになるのです。

難消化性デキストリン
 =とうもろこしのデンプン - 消化できる成分

難消化性デキストリンの効果

 難消化性デキストリンには主に以下の効果があると言われています。

食後血糖値、インスリンの上昇抑制効果

 難消化性デキストリンを食事と一緒に摂ると、そもそもその作り方からも分かるように「難消化性」であるためデキストリン自体は消化されません。一緒に食べた食べ物はもちろん消化されていくのですが、そのうち糖分が消化吸収される際にそのスピードを抑える効果がある、ということです。

 以前のエントリーでお伝えしているように、糖分の吸収速度を抑えることが肥満防止に直接つながるので、この食後血糖値の上昇を抑える効果が「太らない」「太りにくくする」と言われるゆえんです。

 消化しやすい通常の食べ物に、消化しにくい、それも水に溶けた状態のデキストリンがまんべんなく混ざるのを想像すると、糖分の吸収を抑えると言われる効果も納得ですね。

コレステロール、中性脂肪の上昇抑制効果

 これは、糖分の吸収を抑えると同時に、血液中の中性脂肪の上昇を抑える効果も認められています。糖分は体内に吸収されるとエネルギーに変わっていくのですが、使いきれなかった糖分は最終的に脂肪に変換されて蓄積されます。これがいわゆる肥満です。

 難消化性デキストリンには、この糖が中性脂肪を経て体内の脂肪として蓄積される過程で、血液中の糖分に加えて中性脂肪の上昇も抑える効果があるとされています。

整腸作用

 難消化性デキストリンに限らず、食物繊維の一般的な効果として便秘の改善や整腸作用が挙げられます。難消化性デキストリンは5〜10%は体内で吸収されますが、約半分の50%は、ビフィズス菌などの腸内細胞で消化されると言われています。

 つまり、おなかの調子を整える腸内細菌の活動を活発化する作用が、整腸作用につながっています。

内臓脂肪低減効果

 さらに、難消化性デキストリンにあるとされているのが、内臓脂肪の蓄積を低減する効果です。難消化性デキストリンを1日3回食事と共に12週間摂取する実験を行った結果、内臓脂肪面積が減少したことが報告されています。

ミネラル成分吸収促進効果

 通常は、食物繊維はミネラルの吸収を阻害するものと認識されていますが、低粘度で腸内細菌に利用されやすい難消化性デキストリンは、大腸でミネラルの吸収を促進することが明らかになっています。

難消化性デキストリンの摂取方法

 この粉末はサラサラで、水溶性食物繊維ですので水にも溶けやすくできています。朝はお味噌汁やコーヒーに入れても無味無臭なので特に気になる味や匂いはしません。冷たい液体には溶けにくい感じがありますが、温かい液体にはすぐに溶けて味がしませんので、非常に手軽に摂取することが可能です。

この粉末はかなりサラサラしていますので、左写真のようなグラニュー糖などを入れるための容器に入れて、料理に手軽に加えることができますので、皆様も一度お試しください。

 ただ、一度に大量に摂取しますとお腹がゆるくなるようなことが書いて入りますので注意しましょう。

 

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